地域ガイドブック作成へ 八幡台小6年生
本紙記者が取材の基本などを授業した
和歌山市西庄の市立八幡台小学校(岡正人校長)の6年生119人は、地元のまちを多くの人に知ってもらい、もっと好きになろうと「八幡台ガイドブック作り」に取り組んでいる。校区内にある飲食店や病院、スーパー、学校などさまざまな施設を取材し、1冊の本にまとめていく。25日、わかやま新報の須磨伸一記者(36)がゲストティーチャーとなり、ガイドブック作成に向けて取材の基礎などを授業した。
須磨記者は取材の仕方や記事の書き方のコツ、写真や見出しが記事の印象にとても大きな役割を果たすことなどを分かりやすく説明。児童は、メモを取りながら真剣に話を聞いた。
橋本一輝君(11)は「写真は縦、横、アップなど取り方が大事と分かった」、宇治田彩香さん(12)は「記事の書き方の工夫などを知った。インタビューへ行くのが楽しみ」と学習への意欲を見せた。
学年主任の片山明満教諭(50)は「(ガイドブック作りは)伝える技術の勉強になる。郷土を愛する心も育てられたら」と話した。
今後、7月4日に25のグループ別に店舗などを取材し、ガイドブック作りを進めていく予定。
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