「ミスター桐蔭」故志賀さん偲ぶ お別れの会
大勢が参列し献花した
ことし5月に91歳で死去した県立桐蔭高校元校長、志賀義雄さん=和歌山市出身=の「お別れの会」(実行委主催)が7月27日、市内のホテルでしめやかに執り行われ、教員仲間や教え子ら約550人が別れを惜しんだ。
志賀さんは昭和25年、同校の教諭に。教頭、校長を務め、同57年に定年退職するまでの約30年間、桐蔭一筋の教員生活を送った。
退職後は日本教育会県支部長、県教委委員長などを歴任し、県内の教育に尽力。同56年には文部大臣教育者表彰、平成7年には叙勲「勲四等瑞宝章」を受けた。
お別れの会では、呼び掛け人を代表して仁坂吉伸知事が「先生との出会いは替え難い財産。残された私たちが希望を持って未来を切り開けるように見守ってください」と言葉を送った。
実行委員長の谷口治美さんは「先生の揺るぎない教育の信念に学んだものは多い。先生の姿が目に焼き付いて離れない」と故人を偲んだ。
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