新人が2人目の名乗り 紀美野町議補、選挙戦突入へ
上柏氏
21日告示、26日投開票の紀美野町議会議員補欠選挙(欠員1)で8日、新人男性が2人目となる名乗りを上げ、選挙戦突入が確定的となった。
新たに出馬を表明したのは毛原中496、農業の上柏睆亮(よしあき)氏(74)。大成高校美里分校卒。昭和57年に県職員となって以降、和歌山土木事務所野上駐在に勤務。14年3月に定年退職し、16年3月まで嘱託職員として勤めた。その間、県職員労働組合和歌山支部や本部の現業評議会役員を歴任。現在は貴志川漁業協同組合副組合長、県猟友会副会長などを務めている。
「これまでの経験とパイプを生かして恩返し、町民の声を議会に届け、一人ひとりの幸せのために奉仕がしたい」と決意。「国道370号の促進整備」「高齢者が安心して暮らせるまちづくり」「執行部と力を合わせた町の活性化」「鳥獣被害対策」などを訴えたいとしている。
選挙へ向けては昨年12月、元職の西口優(まさる)氏(63)=小畑=が初名乗り。現段階で2氏の他に動きは見られておらず、一騎打ちが予想される。
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