貨物船の航海士を逮捕 由良沖の漁船転覆事故
転覆した漁船(海保提供)
由良沖の海上で17日朝、しらす漁中の漁船2隻が曳(ひ)く網に航行中の貨物船が接触し、漁船の漁師2人が死亡する事故が発生。和歌山海保は18日、貨物船「神力丸」(499㌧、全長69㍍)を操船していた航海士、長栄卓弥容疑者(28)=香川県土庄町=を業務上過失致死などの容疑で逮捕した。
同海保によると、長栄容疑者は17日午前8時ごろ、由良の海岸から西に約3200㍍の海上で、神力丸を操船中、3人で2艘曳きしらす漁を行っていた漁船の網に接触し、両船を転覆させて、漁師の徳田和彦さん(61)=有田川町=、住山治幸さん(54)=広川町=を死亡させた疑い。同海保が事故原因を詳しく調べている。
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