串柿の生産ピーク 紀の川市の冨永さん方
作業場にはずらりと串柿が干されている
全国有数の串柿の出荷量を誇る紀の川市平野の冨永佳伺さん (69) 方で、 正月向けの串柿の生産がピークを迎えている。
作業場がある、 かつらぎ町の四郷地区では、 パート職員らが皮をむいたり、 竹串に刺す作業に追われていた。
串柿は20日間の天日干しが必要。 その間、 平らにするため、 8回程度ローラーでプレスする。 冨永さん方では、 5000枚 (1枚100個) を製造。 主に京阪神に出荷する。 初せりは来月22日。 店頭価格は一串500円前後。
串柿は気温が低い場所が適しており、 標高500㍍ほどの四郷地区は山のふもとより5度程度低いという。 冨永さんは 「ことしは気温が少し高めなので心配です。 早く寒くなってほしいですね」 とにっこり。
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