浜宮小で10年前のタイムカプセル開封
開封を見守る関係者ら
ことし創立30周年を迎えた和歌山市立浜宮小学校(同市内原、 西端幸信校長)で13日、 10年前に埋めたタイムカプセルが、 当時の元児童ら約100人によって掘り出された。
創立20周年記念事業の一環で当時の全校児童が校内に埋めたもの。 開封作業では、 頑丈に閉じられていたためなかなか開かない箱を見守り、 開くと万歳三唱して喜びを分かち合った。
中身は瓶に詰めた梅干し、 集合写真、 手紙などで、 学年ごとに手渡されると、 元児童らは幼い頃に戻ったように顔をほころばせていた。
当時小学2年生だった現県立和歌山工業高校3年生の岸本莉奈さん(18)は 「何書いたか覚えてなかったけど、 当時を思い出せて面白いです」 とにっこり。 同校元校長の中村正一さん(67)も 「きれいなまま出てきて思い出がよみがえった」 と喜んでいた。
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