片男波に広がるアート ミチシオ祭
愛らしいキャラクターも浜辺に登場
手作りのクラフト作品などを展示販売する「ミチシオ祭・和歌浦アート&クラフト2014」が1日、和歌山市和歌浦南の片男波公園などであった。海岸一帯には大型作品も登場し、大勢が青空の下でアートな気分を味わった。
タウン情報誌「アガサス」を中心とする実行委員会が開き、ことしで3回目。本紙など後援。
芝生スペースには陶芸やアクセサリー、木工などの約60作家が出店。訪れた人は作家との会話を楽しみながら、品定めしていた。
また自然を生かした海岸のインスタレーション(空間展示)では、京都の知覚彫刻家、奥中章人さんの直径2・5㍍・総延長40メートルを超える透明のビニールチューブの作品が来場者を驚かせ、同市のキャンドルアーティスト、Maikoさんの涼しげな模様のキャンドルもさり気なく並んだ。
長男の飛世(ひせい)君(6)、長女の琳陽(りんひ)ちゃん(4)ら家族5人で訪れた岩出市金屋の土井和紀さん(42)は「夏の海水浴のイメージの片男波と違い、芸術的な空間。海なのに私服の人が多い、このアンバランスな雰囲気も面白い」と話していた。
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