ファン1200人が感謝 トライアンズ
子どもたちとふれあう選手
プロバスケットボールリーグNBLで準優勝した「和歌山トライアンズ」に感謝を伝えようと、ファン有志でつくる「1st seasonブースター会」(坂本幸亮代表)は6日、和歌山市の和歌山ビッグホエールで選手らを招待した交流イベント「和歌山ドリームチームバスケットボール交歓会」を開き、1200人以上のファンが参加した6人の選手とふれあい、活躍をたたえた。
和歌山トライアンズは発足1年目でNBLウエスタンカンファレンスで優勝し、プレーオフで準優勝。2シーズン目を前に経営陣刷新やヘッドコーチ解任などが相次ぎ、祝賀会やパレードができずにいたことから、ファンが企画した。
この日は、残留が決まっている川村卓也、久保田遼をはじめ、兵庫ストークスへ移籍する根来新之助、自由契約となった木下博之、丸山公平、内海慎吾の各選手が参加した。
開会すると、トライアンズの活躍をまとめたVTRが「感動をありがとう」などのメッセージとともに流された後、イベントの発起人となった坂本代表が「どうしても選手、チアリーダーズ、スタッフも含め、すべての関係者に感動をありがとうと伝えたかった。企画は私たちだけでなく、ブースター全員によるもの。きょうは盛り上がっていきましょう」とあいさつ。その後、小中学生のチームに選手が入った5対5のミニゲームや、選手のグッズのオークションがあり、ファンは選手と密度の濃い時間を過ごした。
来場した山本愛莉さん(28)は「本当に一年間お疲れさまと伝えたい。世界で一番好きなチーム。いくつもの感動をもらいました」と感極まった様子だった。
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