わかやまDCへ団結 JRグループ
横断幕を広げて宣言する和歌山管理駅の職員たち
来月いよいよスタートする「わかやまデスティネーションキャンペーン(DC)」に向けて、JR西日本和歌山支社(川井正支社長)は7日、「キックオフミーティング」を和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で行い、グループ社員ら約120人が参加。観光客を最高のおもてなしで迎えようと、「おもてなし宣言」などで一致団結した。
DCを前に、JRの支社が今回のようなミーティングを行うのは初めてという。同支社と関連15社の40組が、各職場で行うおもてなしを一組ずつ宣言。おもてなし放送でお客さまにねぎらいの気持ちを伝える▽積極的に名所や名物を紹介する▽特急列車を横断幕で出迎える――など、寸劇や小道具を使いながらユーモアたっぷり、元気いっぱい発表した。
川井支社長は「おもてなしは一人ではできない、みんなで力を合わせたい」。堀坂明弘営業本部長は「グループの総力を結集して、支社長の言う『百人の一歩』の精神でDCを成功させよう」と呼び掛け。来賓の下宏副知事は「県としても全力を挙げ、皆さんと一緒に取り組みたい」と話した。
わかやまDCは、JRグループ6社と県などが連携して展開する日本最大級の大型観光キャンペーンで、和歌山では平成16年以来10年ぶり5回目。9月14日から12月13日まで、全国的に和歌山の観光がPRされ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」などを活用したさまざまなイベントが催される。
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