故障ボート救助で感謝状 米田さん
海で故障して動けなくなっていたプレジャーボートを救助したとして、和歌山海上保安部(土師亮部長)は、大阪府藤井寺市在住のプレジャーボート「CONDORX(コンドルテン)」船長、米田俊雄さん(48)に感謝状を贈った。
同部によると、同船で釣りに出ていた米田さんは8月24日午後1時15分ごろ、和歌山市田倉埼の突端沖約1・3㌔の海上で、乗組員が両手を振って助けを求めているプレジャーボートを発見。ロープを投げ渡してえい航し、118番通報で駆け付けた巡視艇「きいかぜ」に引き継いだ。
この日は強風が吹き、波も高く、陸岸が近かったため乗り上げる危険性があったという。
24日、和歌山市築港の和歌山港湾合同庁舎で感謝状の贈呈式があり、救助活動を手伝った米田さんの次男・侑夢(あつむ)君(15)も出席。土師部長は「迅速に対応していただいた」と感謝。米田さんは「大したことをしたつもりはなかったが、感謝状を頂いて良いことができたんだと思いました」と話した。
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