アスベスト対策で閉鎖 県文小ホール
県民文化会館(和歌山市)小ホールの舞台天井の梁(はり)にアスベストとみられる部分が見つかり、県は17日午後6時から小ホールを閉鎖している。対策措置が完了するまで約6カ月間の予定。
同館では8月にもアスベスト飛散防止のため小ホール舞台袖の天井を覆っていたシートが一部破損しているのが見つかり、一日閉鎖して応急措置を行った。同月30日の調査では、大気中へのアスベスト飛散は確認されなかった。
その時のアスベストを撤去するためホールを詳しく調査していたところ、今回の部分を発見。通常では確認しないような場所で昭和45年の開館当初からあったとみられるという。
小ホールでは来年1月にかけて音楽発表会や各種団体の大会などが予定されていた。発見したアスベストは全て撤去する予定。同館は「県民の皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします」としている。
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