わかやまジビエ 2月に県内84店舗で
「わかやまジビエ」の魅力を多くの人に知ってもらおうと、ことしも「ジビエウイーク」が2月1日から28日まで、県内全域で開催される。4回目の今回は、参加店舗数が過去最多の76飲食店(前回54店)、8精肉店(同6店)に拡大。県内で捕れた野生のイノシシ、シカ肉を使い、各店のシェフたちが腕を振るってジビエ料理を提供する。
県と㈱JTB西日本和歌山支店の和歌山ジビエプロモーションチームが主催。協賛のレストランやホテルなどが参加し、前回は約2300食を提供した。
開催に先立ち、23日には和歌山市毛見の和歌山マリーナシティホテルでプレス向けの試食会が開かれ、「猪のラグーソース添えショートパスタ」「ジビエカレー」「ハンバーグ(いのしし)」など、8店が計9品の料理を振る舞った。
同ホテルの齋藤実総料理長は、ジビエ料理について「他県でもジビエイベントが開かれるなど、ここにきてすごい盛り上がりを見せていると感じている」とあいさつ。県では安全・安心でおいしいジビエ肉を提供するため、昨年、全国初のジビエ肉ランク付け制度を開始。県農林水産部の増谷行紀部長は「1、2回目よりもすごくおいしくなっていて驚いた。とにかく一度食べてみて、(硬さや臭みなどを)想像されるジビエと違うことを実感してもらえれば」と話した。
同ホテル内のイタリアンレストラン「カーロ・エ・カーラ」では、25日まで、ランチを注文した人に一日30食限定でジビエ料理の試食を提供する。
ジビエウイーク期間中、ジビエ料理を食べてアンケートに答えた人には、食事券、ワイン、入浴券などの賞品を抽選でプレゼントする。
仁坂吉伸知事は「ぜひ多くの人に食べてもらって、狩猟需要が増えれば」と話している。
ジビエウイークの最新情報はフェイスブック(https://www.facebook.com/wakayamagibier)で確認できる。
問い合わせはプロモーションチーム(℡073・400・2696)へ。
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