備蓄食糧増など 和歌山市地域防災計画
官民が連携した和歌山市防災会議が23日、市消防庁舎で開かれ、地域防災計画の修正を承認した。
関係者約60人が出席。今回の修正は、県の東海・東南海・南海3連動地震の被害想定で、発生直後の同市の避難所避難者数を2万4300人から8万8300人に拡大したことを受け、備蓄食糧を従来の7万1826食から10万5960食に増やすことを決めた。流通在庫物資を持つ企業との協定推進や個人備蓄について、3日分から7日分に増やすよう啓発することなども盛り込まれた。
質疑では、警察から、東日本大震災時に問題になった遺体安置所の十分な確保の要望があった。
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