行楽シーズン到来 生石高原で山開き
紀美野町と有田川町にまたがる県立自然公園の生石高原(標高870㍍)で4月29日、行楽シーズンの到来を告げる山開きが行われた。
笠石の近くで県立公園生石高原観光協会(会長=寺本光嘉紀美野町長)主催の式典があり、県や地元の行政、議会、警察、消防、観光、住民団体の関係者が出席。山の安全を祈願する神事の後、寺本町長や中山正隆有田川町長と紀美野町のイメージキャラクター「きみちょん」らがテープにはさみを入れて祝った。
寺本町長は「この素晴らしい財産を後世に伝え、豊かな自然の適切な利用を積極的に推し進めるとともに、すべての人々が楽しめる自然公園の優れた景観の保全に今後とも努めていきたい」とあいさつ。昼食を挟み、太鼓演奏や餅まきで盛り上がった。同高原は「関西の避暑地」として人気があり、この日も家族連れら約1000人の人出で大にぎわい。弁当を広げるグループやそりで芝を滑り大はしゃぎする子どもの姿などが見られた。
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