宮川・栗栖ペアが3連覇 国体セーリング
10日から4日間で展開されたセーリングは13日、表彰式が和歌山市毛見の和歌山マリーナシティで行われ、全種目で入賞を果たした県代表選手は、総合成績の天皇杯、皇后杯ともに1位で終えた。
成年女子スピリッツ級は、国体3連覇が懸かった宮川惠子・栗栖佐和(ともに県連盟)のペアが第1レースで2位、第2レースで4位と出遅れたが、その後の第3、4、5レースで1位と巻き返し、3年連続優勝の栄冠を勝ち取った。宮川は「わかやま国体優勝を目指し、4年前からペアで頑張ってきた成果が出てうれしい」と喜び、栗栖は「第3レース以降で、リスクがあっても風がある外側のコースを走り勝負したことが良かった」と振り返った。
同レーザーラジアル級では、多田桃子(県連盟)が第1、2、3、6レースで1位を獲得するなどして国体成年で初優勝をつかんだ。多田は「地元開催で、周囲がみんな家族のように声援を送ってくれ、レース中も心強かったです」と話していた。
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