最後の最後で歓声 みさと天文台で皆既月食観望会
皆既中の月
紀美野町松ケ峯のみさと天文台で10日、 皆既月食の観望会が開かれ、 多くの来場者が満天の星空と赤褐色の月を楽しんだ。
皆既月食は、 地球の影の中に月が入ることで起こる現象。 今回は月の欠け始めから終わりまでの全行程を楽しめる11年ぶりのイベントとあって、 全国各地で観察会が開かれた。
午後9時45分ごろに観察開始。 同町では曇天が続き、 諦めムードも漂ったが、 皆既食のラスト8分、 11時50分過ぎから晴れ間が広がった。 雲間から赤黒くなった皆既中の月が姿を現すと、 思わず歓声を上げる観察者もいた。 皆既中には、 14日夜から15日未明にピークを迎える 「ふたご座流星群」 の一部も流れ、 皆満天の星空にため息をもらしていた。
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