育児・家事と仕事の両立へ ママカレッジ
結婚や出産を機に退職し、子育てしながら再就職を目指す母親を応援する講座「ママカレッジ」がこのほど、和歌山市元寺町の元寺ウィンビルで開かれ、参加した19人が仕事と育児・家事の両立について考えた。
NPO法人ホッピング(上田茜理事長)が同市の「子育てママ再就職支援事業」の委託を受けて実施。全4回の第2回の今回は、「働きながらママをするためのワークショップ」を行った。
同NPOは、子育てママの職場復帰支援などを行い、さまざまな教室の講師経験のあるママを「ママ講師」として登録している。
今回は、さまざまな働き方、両立スタイルをイメージすること、固定観念で思っていた自分なりの家事を家族みんなで協力するものへと変えることなどを目指して行い、上田理事長とママ講師の趙喜蓮さん、吉松麻由さんが講師を務めた。
正社員、パート、起業などさまざまな働き方のママの生活スタイルの紹介があった後、ワークショップでは、参加者はグループに分かれ、子育てと仕事の両立について「今日からできることは何か?」を考え、付箋に書き出した。各グループの発表では、「家事分担を話し合う」や「夫に優しくする」などの意見が出ていた。
その後、「お片付けワークショップ」が行われ、家庭内の片付けについて、「一緒にしよう」と呼び掛け、家族を味方につける大切さなどが伝えられた。
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