和歌山駅ホームにクリスマスソング響く
爽やかな歌声を響かせる聖歌隊の学生
和歌山信愛女子短期大学(和歌山市相坂、 森田登志子理事長)の学生で構成する聖歌隊が18日、 和歌山電鐵㈱の和歌山駅ホームで、 初めてクリスマスソングを披露した。 同社が電車内で子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るイベント 「クリスマス電車」 の一環。
聖歌隊は3年前に発足。 保育科の学生を中心に約30人が所属し、 週に2回ほど練習している。 同大学は貴志川線沿線にあり、 たくさんの学生が同線を利用している。 同イベントはことしで6回目で、 今回初めて同社から出演依頼があった。
聖歌隊は夏ごろから、 子ども向けのクリスマスソングを、 ソプラノ、 メゾソプラノ、 アルトに分かれて練習し、 ハーモニーに磨きをかけてきた。
この日、 エレクトーンの伴奏に合わせ、 「あわてんぼうのサンタクロース」 「もろびとこぞりて」 など有名な曲を合唱。 学生は、 全身黒の衣装に、 緑と赤のクリスマスカラーの飾りが付いたネクタイを結び、 ホームいっぱいに爽やかな歌声を響かせた。
聖歌隊の指導をしている保育科音楽担当の田原淑子さん(57)は 「楽しくクリスマス気分に浸ってもらえれば」、 ソプラノを担当する保育科2年生の鷲本彩奈さん(20)は 「全員そろってなかなか練習できなかったのでお客さんの反応が気になります。 子どもが手を振ってくれてうれしかった」 と話していた。
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