「大トロみたい」県の養殖スマ初販売
県内で養殖されたスマが初めて出荷され、16日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ「黒潮市場」などで販売された。
県水産試験場などでつくる研究チームが人工産卵・ふ化させ、串本町沖の海上で出荷サイズになるまで育てた。
15日に同市場をはじめ、阪急うめだ本店内「まぐろ寺本」(大阪)、日本橋三越本店内「吉川水産」(東京)に向けてスマ約40本を出荷。同市場には11本が届き、握りずし(6貫)とスマの切り身がふんだんにのった丼が各20食限定で販売された。
開店前から客が店前に列をつくり、スタッフが整理券で対応し、握りずしは販売開始から5分後には売り切れのチラシが張り出された。
日高川町から夫婦で訪れ、握りずしを食べた西由紀男さん(64)は「脂がすごい。大トロみたいや」と舌鼓を打っていた。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 高大生の動向も把握へ 和市人口対策本部会議(05/02/2024)
- 海の環境に関心を 和歌山海保の岡本部長が来和(05/02/2024)
- 各界の功労たたえ 春の叙勲県内38人が受章(05/01/2024)
- 春の褒章に県内2人 各界での功労たたえ(04/28/2024)
- 賃上げの持続等訴え 連合和歌山メーデー(04/28/2024)