紀の川梅干を使用 JA紀の里が新ドレッシング
「私たちが開発したドレッシングを味わって」と臨時職員ら
JA紀の里の臨時職員5人が開発した「紀の川梅ドレッシング」(ハグルマ㈱製造)が人気だ。同市特産の「紀の川梅干」を使い、甘めなのが特徴で、開発に関わった和歌山市小倉の三浦育子さん(52)は「サラダの他に、豆腐やパスタ、ハンバーグなどにも合うので、いろんな料理で使ってほしいですね」と話している。
開発は県「ふるさと雇用再生事業」の一環。5人は農業の所得向上を目指し、地場産農産物を使った加工品開発などに取り組んでいる。同商品は製品化に結び付いた第1弾。
紀の川梅干は、同市産の木熟南高梅を塩と砂糖、焼酎で漬けたもの。梅の果肉の他に、梅干しの製造過程で出る梅酢も利用している。味は市販製品と差別化を図るため、砂糖を多めに甘めに仕上げられている。
商品は全農ホームページ「JAタウン」(http://www.ja-town.com/)で紀の川梅干とセット(3300円)で販売されている他、同市豊田のJA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」でも単品(330円)で販売されている。
問い合わせは同店(℡0736・78・3715)。
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