ハッセルブラッドの魅力 27日まで写真展
きめ細やかな質感と正方形のフォーマットが特徴のスウェーデン製カメラ「ハッセルブラッド」愛好者の写真展、第25回「和歌山ハッセルブラッド・フォトクラブ展」が27日まで、和歌山市のホテルアバローム紀の国2階ギャラリー龍門で開かれている。
田中康裕会長ら7人が「川」をテーマにした作品と、自由作品計32点を出品。 会場には、南アルプスの空に輝く天の川、紅葉の美しい秋景や静かな湖畔、桜の古木など、見応えのある作品が並んでいる。時の流れを感じさせる、廃校跡を写した組作品もある。
往年のハッセルブラッドは重量感があり、ピント合わせなど設定は全て手動だった。撮影には手間と時間がかかったが、最近は軽量でコンパクトなデジタル機種も登場。ほとんどの会員が併用している。
鮮やかな発色や立体感は愛好者を魅了し、今もフィルムで撮影する小川隆司さん(74)は「正方形の画角をとるのが難しく、シャッターを切るのも慎重になります。失敗も多いですが、何より撮ったという感触や満足感は大きいです」と笑顔で話していた。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同所(℡073・436・3964)。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- シャボン玉ショーに歓声 バブルマン人気(05/03/2024)
- 和歌山城公園にぎわう 大型連休は後半(05/03/2024)
- 大空を泳ぐこいのぼり 海南の大崎に設置(05/03/2024)
- 野鳥の姿生き生きと 楠本光輝さん写真展(05/03/2024)
- こどもの日は音楽大行進 各種イベントも(05/03/2024)