和歌山は静か? ポケモンGOやってみた
欧米で爆発的人気のスマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」が22日、日本で配信開始となった。初日から、プレーヤーが施設の立ち入り禁止区域に入ろうとするなどのトラブルが各地で起こる過熱ぶりだが、和歌山市ではどうなのか、実際にプレーしながら探索してみた。
ポケモンGOは、位置情報を利用し、プレーヤーが実際に街などを歩きながらポケモンを探し、見つかると現実の風景にポケモンが投影されるAR(拡張現実)を用いたゲームとなっている。
待ちに待ったプレーヤーが早速探索していると思いきや、市内中心部でも人通りは意外と少ない。
和歌山城などにアイテムを獲得できる「ポケストップ」が集中し、岡口門や一の橋などで筆者もアイテムを入手。出現するポケモンは環境によって差があるようで、木が生い茂る公園ではコンパンなど虫属性のポケモン、川沿いを歩くとヒトデマンなど水属性のポケモンを捕まえられた。
「歩きスマホ」の危険性などが指摘されているが、実際、ポケモンが出てくると捕まえようと急に立ち止まってしまうし、スマホのバッテリーの消耗は早いし、やはりゲームにのめり込むほど弊害も多いと実感する。
筆者の感覚では市内でも多くのポケモンとアイテムを獲得できたのだが、大阪などの都市部と比べると出現するポケモンやポケストップの数は少ないようで、ネット上には「和歌山に来るとポケモンが減った」などの声も見られた。
ダウンロード数も驚異的な記録となりそうなポケモンGOだが、和歌山でのブームはまだ静かな様子。プレーヤーたちが熱く盛り上がる日はこれからのようだ。
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