子どもたち伸び伸び 書道大会で毛筆披露
日本書字文化協会(東京都、大平恵理会長)は、毛筆の作品を定められた時間内に書く、平成28年度全国書写書道総合大会、学生書写書道展席書の部、和歌山大会が7日、和歌山市寺内の東部コミュニティセンターで開かれ、小学生48人、中学生7人、高校生2人の57人が参加した。
各学年ごとに異なる「ぼうけん」「古来希なり」「百代の過客」などの課題を25分間で書いた数枚の作品のうち、各自が一番良い出来栄えの作品を選んで出品。作品は同大会事務局に送られ、同協会中央審査会で審査の上、優秀作品を表彰する。
参加者らはホールに紙を広げ、時間の制約に緊張しながらも集中して作品を仕上げた。指導者の美濃渓梅さんと泉鷺琴さんが見守る中、順番に各自の作品と感想を披露した。
同市立中貴志小学校6年生の白本晟也くん(11)は「今までで一番うまく書けた」、県立那賀高校1年生の村優里さん(16)は、「こんなに大きな作品を書くのは初めてなので緊張した」と話していた。
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