中央卸売市場の再整備推進を要望 市場協
和歌山市が再整備計画を示している市中央卸売市場(西浜)について、同市中央卸売市場協会(岸泰宏会長)は29日、市役所を訪れ、計画に沿って再整備を進めるよう、尾花正啓市長に要望書を手渡した。
同市場は施設の老朽化や取扱量の縮小、耐震性、衛生面の問題などから施設の建て替えを計画しており、平成34年度の供用開始を目指している。
今回の要望では、南海トラフ地震などによる施設への影響に危惧を示し、防災対策を含め計画の実施を強く求めた。
岸会長はじめ同協会の役員らが市長室を訪問。要望書を受け取った尾花市長は「市民の台所でもある市場なので、できるだけ早く結論を出したい。施設に併設する道の駅についても、協会と歩調を合わせて支援、協力していきたい」と話した。その後、施設の耐震設計や観光資源としての可能性、施設の現状などについて意見交換した。
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