女川支援チャリティー音楽祭 5回で区切り
東日本大震災の被災地を支援しようと続けている「東北女川震災チャリティー駅地下音楽祭」が25日、和歌山市のJR和歌山駅地下の「わかちか広場」で開かれ、来場者は音楽を楽しみながら募金に協力した。今回で5回目。
出演したのは同市のジャズドラマー瀧益生さん(73)の音楽仲間で、「白川ひろみウィズ・フレンズ」と「ピアノ松田・テナーサックス金田・ドラム瀧 トリオ+1」、下津第二中学校、粉河高校(KLB=粉河ラテンバンド)の4組。それぞれ日本のポップスやジャズなどの名曲を演奏し、来場者はリズムをとるなどして楽しんだ。
瀧さんは「同じ場所の支援を続けることを信念としてきました。ことし3月に女川駅が完成したのを目にしたので、チャリティーコンサートは今回で一区切りとします」としながらも、「個人的には女川町役場と連絡を取り、支援を続けたい」と話す。
今後の音楽活動については「18年指導している粉河高校がラテン音楽の技術を向上させている。さらに後進を育てていきたい」と意欲を見せていた。
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