道真が愛した梅の花 和歌浦天満宮で見ごろ
学問の神様である菅原道真を祭る和歌浦天満宮(和歌山市和歌浦西)で、ピンクや白の可憐(かれん)な梅の花が咲き誇っている。
道真は大宰府へ左遷される際に「東風(こち)吹かばにほひおこせよ梅の花…」と詠むなど、梅とは深い心の結び付きがあることで知られる。境内には奉納された木を含め、しだれ梅など種類もさまざまな約30本が咲き競う。
9日は県立高校の試験日でもあり、先週末はかなり大勢の受験生が合格祈願に訪れたという。小板政男宮司は「梅は春を告げる日本の象徴的な花。さまざまな経験を経た道真公が、梅をこよなく愛したというのも感概深い。この梅のように、耐えながら良い花を咲かせようと頑張れば、きっと大輪の花を咲かせるのです」と話していた。
同宮によると、木によっては今月下旬ごろまで楽しめそうだという。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 春の褒章に県内2人 各界での功労たたえ(04/28/2024)
- 賃上げの持続等訴え 連合和歌山メーデー(04/28/2024)
- 大学誘致で県内就職率が増 和歌山市(04/27/2024)
- 食品ロス削減へ 県社協、わかやま市民生協(04/27/2024)
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)