野球ベンチに涼しくなる塗装施す
大江教育長から感謝状を受け取る代表者
和歌山市立和歌山高校(楠井和樹校長)グラウンドの野球ベンチの屋根などを無償で塗り替えたとして、和歌山市教育委員会は12日、和延工業㈱(同市元寺町)と農事組合法人紀乃国(岩出市中島)の2社に感謝状を贈った。
2社は先月、熱を吸収して分解する特殊な塗料を使って塗装工事を実施。熱を反射させる塗料よりも耐久性があり、塗装前後のベンチ内の温度は、最大で17度の差があった。塗料はエアコンの室外機などに塗っても効果があるといい、今回取ったデータを今後の業務に生かすという。
大江嘉幸教育長は「野球部に十分な支援ができず気になっていた。関係者全員が感謝している」、楠井校長は「ベンチの体感温度が全然違う。おかげで選手たちは夏の練習に励むことができた」と謝辞。2社は「まさか感謝状をいただけるとは思っていなかった。皆さんが喜んでくれてうれしい」と話していた。
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