新1年生の安全願い ランドセルカバー寄贈
児童を登下校時の交通事故から守るため、和歌山県交通安全協会(大桑堉嗣会長)は8日、県内の小学校249校に入学する新1年生約7800人に黄色いランドセルカバーを寄贈した。
同協会は1960年から毎年寄贈を行っており、ことしで59回目。ドライバーの目に付きやすい黄色のカバーには車のライトが当たれば光る反射材が付けられており、ことしから新しく横断歩道を渡るパンダのイラストがデザインされた。
寄贈式は和歌山市西の和歌山交通公園で行われ、大桑会長が「次代を担う子どもたちを交通事故から守ることは社会全体の責任。教育関係者の皆さまには引き続き当協会との連携をお願いします」と目録を手渡し、受け取った県教育庁学校教育局の小滝正孝局長は「県内で入学を待っている7800人の子どもたちが黄色いランドセルカバーを付けて登校する姿を楽しみにしています」と話した。その後、新1年生代表として、市立さんた保育園の年長児6人のランドセルに真新しいカバーが付けられた。
岡田宗一君(6)は「新しいカバーを付けて学校に行くのが楽しみ。交通ルールを守りたい」と話していた。
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