未成年の飲酒防止を 中学生らが街頭啓発
4月の「未成年者飲酒防止強調月間」に合わせ、和歌山県小売酒販組合連合会などは11日、JR和歌山駅前で街頭啓発を行った。
ことしで18年目の取り組み。市立伏虎義務教育学校の6~9年生や東和中学校3年生、河西中学校2、3年生の他、支援団体などから計約100人が参加。通行人に啓発文を記したチラシやポケットティッシュ1000個を配布した。
活動を前に、伏虎義務教育学校9年生の小川恕さん(14)が未成年者飲酒防止宣言を行い、「私たちは20歳になるまでお酒は飲みません。学校や社会のルールを守り、中学生としての自覚を持って学校生活を送ります」と述べた。
活動では啓発用のたすきを掛けたり、横断幕や看板を持ったりして飲酒防止をPR。「未成年飲酒防止キャンペーンやってます」などと呼び掛けながら、通行人や駅利用者に配布物を手渡していた。
同連合会の野上正二会長は「未成年者や車を運転している人に対し、酒を売らないよう徹底したい」と話していた。
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