河川の美化活動で感謝状 県が8団体に贈る
長年にわたり、河川愛護の普及や積極的な河川美化活動を展開してきた優良河川愛護8団体に対し、和歌山県は11日、感謝状を贈呈した。
河川愛護団体は、河川周辺の草刈りや清掃を行い、機能の維持や美化を図る活動をする民間団体。9月末現在、県内に311団体ある。感謝状贈呈は愛護団体の功績をたたえるもので、少なくとも1986年から毎年実施。各振興局建設部が5年以上の活動実績があり、2017年度の活動が特に優れていた団体を推薦し、決定した。
紀美野町のリバーサイドフェスティバル実行委員会(寺本正樹代表)は貴志川を拠点に活動。年に1度、地域の学生や団体らを巻き込んだ清掃活動を行う。昨年は25年目を迎え、年間で253人が活動した。
紀の川市の細野渓流キャンプ場管理組合(奥垣内憲章代表)は真国川で活動。ホタルの観光スポットでもある同地区で6、7月の夏季に計4回の清掃活動などを実施した。
贈呈式では仁坂吉伸知事が各団体の代表(代理含む)に感謝状を手渡し、「皆さんにはおんぶにだっこで申し訳ないが、今後ともよろしくお願いします」と感謝を述べた。8団体は次の通り。
リバーサイドフェスティバル実行委員会▽細野渓流キャンプ場管理組合▽市脇川河川愛護会(橋本市)▽一ツ松地区河川愛護会(有田川町)▽鐘巻区河川愛護会(日高川町)▽田中道路河川愛護会(田辺市)▽江住川河川愛護会(すさみ町)▽庄川河川愛護会(那智勝浦町)
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