日中友好発展を次世代に 記念碑の顕彰式
和歌山県日中友好協会(中拓哉会長)は14日、和歌山市の紀三井寺で日中友好記念碑顕彰式典を行い、約30人が日中の友好関係のさらなる発展を願った。
ことしは1978年の日中平和友好条約締結から40年の節目。締結を記念し翌79年、当時の中日友好協会会長、廖承志氏が「中日友好千年萬年」と揮毫(きごう)した書を県日中友好協会に贈った。同協会は書を後世に残そうと、募金を募り紀三井寺境内に記念碑を建立した。
以来、顕彰式は毎年行われており、ことしは中会長や中国駐大阪総領事館の曽琳副総領事、同寺の前田泰道貫主らが出席した。
中会長は「若い世代に日中友好をつなぎながら、友好をさらに深めたい」とあいさつ。曽琳副総領事は「日本と中国は切っても切れない関係なので、仲良くしないといけない」、前田貫主は「互いの繁栄にはお互いを知ろうとすることと誠実であろうとすることが大事。そのような関係になってほしい」と話した。
出席者全員で記念碑に拝礼した後、懇親会があり、交流を深めた。
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