後部座席39・9% シートベルト着用率調査
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)和歌山支部(海瀬隆太郎支部長)は、警察庁と合同で実施した「シートベルト着用状況全国調査」の和歌山県内結果を公表。後部座席でのシートベルト着用率は一般道路で39・9%(前年比0・4㌽減)、高速道路などで86・0%(同6・4㌽減)といずれも減少した。
調査は10月1~10日の期間に、和歌山市や海南市、紀の川市、田辺市、新宮市など県内13カ所で行い、運転者と同乗者(幼児などを除く)を対象に目視で調べた。後部座席の着用率の全国平均は一般道路が38・0%、高速道路などが74・2%で、県内は全国平均よりやや高いものの、依然として着用率が低いことが浮き彫りになった。
運転席の着用率は全国平均で一般道路が98・8%、高速道路などが99・6%。県内は一般道路が98・9%(前年比0・4㌽増)、高速道路などが99・7%(前年同じ)でいずれも全国並み。助手席の着用率もいずれも90%を超えた。
JAF和歌山支部は「後部座席のシートベルト着用の重要性や非着用の危険性が十分に認識されていないことを示す結果となった」と話している。
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