台風被害のクレーン更新 和歌山港で稼働へ
昨年の台風の影響で損傷した荷役機械「ガントリークレーン」に替わる新たな同クレーンが26日、和歌山県和歌山市西浜の和歌山下津港西浜第5岸壁に到着した。クレーンは同日午前7時45分に東京から入港。3月下旬の稼働開始を目指す。
県港湾空港振興課によると、昨年9月4日の台風21号により既設クレーンの竿の部分が損傷。10月からクローラークレーンをレンタルして作業を再開したが、荷役能力の高いガントリークレーンに更新した。
導入したガントリークレーンはレンタルで、持ち上げられる高さが約40㍍、釣り上げ可能重量は約41㌧。レール上を移動できる構造で、1時間あたり30~40のコンテナの積み降ろしが可能。既設のレンタルクレーンに比べると3~4倍の能力となる。レンタル期間は来年3月まで。県は以降の活用に向け、ガントリークレーンの取得手続きを進めている。
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