相互交流大切に 和市にリッチモンド訪問団
和歌山県和歌山市の姉妹都市であるカナダ・リッチモンド市の親善訪問団が同市を訪れ、14日には市役所で尾花正啓市長と原一起教育長と会談した。
両市は1982年から隔年で相互に訪問団を送っており、リッチモンドの訪問団が和歌山を訪れるのは19回目。中高一貫校3校から36人が参加している。
訪問団は13日に和歌山に到着。14日午前は市立伏虎義務教育学校で交流し、午後に市役所庁議室を訪れた。
スティーブストン・ロンドン中高等学校長のキャロライン・サカタ訪問団長は「これまでたくさんの学生が和歌山に来た。その中で今も交流が続いている人や、日本の大学に進学する人もいる。こうして交流が続けられるのは大事なこと」とあいさつし、尾花市長は「日本の生徒と交流し、歴史や文化も知ってもらいたい。いろいろな所でこれからも交流が続いてほしい」と歓迎した。
その後記念品を交換し、訪問団には市から紀州塗のペアカップとフォトフレーム、市教委から紀州塗のカップと箸とスプーンが贈られた。
訪問団は市立城東中学校、市立和歌山高校や加太の青少年国際交流センターを訪れ、友ヶ島などを散策し19日まで滞在する。
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