薬物乱用は絶対ダメ 中学生ら和駅で呼び掛け
和歌山県警による薬物乱用防止キャンペーンが29日、和歌山市のJR和歌山駅西口で行われた。警察官や県警少年補導員、市内の中学生らが駅の利用者に啓発グッズを配布し、薬物に手を出さないよう呼び掛けた。
同市の高積、明和、西脇の各中学校から生徒23人が参加。黄色の帽子をかぶりたすきを掛け、「薬物乱用は『ダメ。ゼッタイ!』ストップ大麻」と書かれた啓発用ポケットティッシュを約1時間にわたり手渡した。
中学生らは「薬物乱用NO!断る勇気」「広げようNOと言える勇気の輪」などと書かれたプラカードを手に、「薬物乱用ダメ・ゼッタイ、よろしくお願いします」と啓発した。
参加した高積中3年の女子生徒(14)は「授業で薬物の怖さを知り、『一度使うとやめられなくなる』と思いました。有名な芸能人が薬物に手を出して逮捕されたニュースを見ると悲しい気持ちになります」と話し、「薬物の怖さを伝える啓発をもっとやってみたいと思いました」と話していた。
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