過去最大の客船来和 ダイヤモンド・プリンセス
世界三大クルーズ会社の一つ、プリンセス・クルーズ所属の英国籍客船「ダイヤモンド・プリンセス」(全長290㍍、11万5875㌧)が17日、和歌山県和歌山市の和歌山下津港に初入港した。同港に11万㌧以上の大型客船が停泊するのは初めてで、岩壁では歓迎パフォーマンスや物産販売などがあり、多くの見物人が訪れた。
台風10号の影響で当初の予定から一日遅れ、同船は15日に横浜港を出港し、和歌山下津港に寄港。乗客2710人と乗組員1061人を乗せて午前11時半ごろに到着すると、和歌山児童合唱団が「ビリーブ」やベートーベンの「第九」の日本語版など5曲を歌い、旗を振って歓迎した。晴れわたる夏空の下、爽やかな歌声に乗客はデッキから拍手を送った。
乗客は和歌山城や高野山、加太などを巡るツアーに出掛け、和歌山に半日滞在した後、同船は午後9時に出港した。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 春の褒章に県内2人 各界での功労たたえ(04/28/2024)
- 賃上げの持続等訴え 連合和歌山メーデー(04/28/2024)
- 大学誘致で県内就職率が増 和歌山市(04/27/2024)
- 食品ロス削減へ 県社協、わかやま市民生協(04/27/2024)
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)