使いやすい市民会館に 自治会連絡協が寄付
和歌山県和歌山市の42地区連合自治会でつくる市自治会連絡協議会(石井太郎会長)は6日、市民会館整備基金に420万円を寄付した。建設中の新市民会館の整備に充てられる。
新市民会館は、七番丁の伏虎中学校跡地に建設され、県内開催の第36回国民文化祭に合わせ、2021年秋ごろの開館を予定している。
同協議会は昨年5月の年次総会で寄付を決定し、各連合自治会が10万円ずつ拠出した。
石井会長と4人の副会長が市役所市長室を訪れ、尾花正啓市長に目録を手渡し、尾花市長は感謝状を贈った。
尾花市長は「大勢の市民から寄付を頂いたことになり、大変うれしい。文化・芸術の薫るまちとして、魅力ある市民会館にしていきたい」と述べ、施設については、さまざまな文化活動に対応できること、1階にレストラン、屋上に開放スペースを設け、市民の交流を図ることなどを説明した。
石井会長は「皆が本当に使いやすい、遊びやすい、入りやすい市民会館になってほしい。完成を楽しみにしている」と話していた。
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