健全育成に地域の手 強調月間で啓発活動
内閣府の子供・若者育成支援強調月間に伴い5日、啓発運動が行われた。
和歌山県と県青少年育成協会、県青少年育成推進委員会連絡協議会が主催し、県内11カ所で実施。
和歌山市美園町のJR和歌山駅前での活動には同協会や県青少年・男女共同参画課、和歌山信愛中学・高校の生徒ら約20人が参加。子どもに向け「思いやりや自ら考え行動する力を身につけよう」また大人には「子どもたちを見守り育てよう」などのメッセージが書かれたチラシと入浴剤600セットを配布した。県青少年育成協会の古田雅昭事務局長は「健全な育成には学校、家庭、地域の取り組みが大事。地域での取り組みが希薄になっているので関心を持ってもらいたい」と話していた。
海南市ではJR海南駅前で啓発活動を実施。県青少年育成県民運動推進員や青少年センターの職員、海南高校生徒会がチラシを配った。同校1年の森沙耶さんと榎本翠さんは「受け取ってありがとうと言ってくれてうれしかった」、「自分から寄って行って渡すと受け取ってくれる人が多かった」と笑顔だった。
同市と紀美野町では1日に巡回活動の開始に伴いキャラバン隊から知事メッセージが伝達された。
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