幅広い世代が来場 東京医療保健大で学園祭
東京医療保健大学和歌山看護学部雄湊キャンパス(和歌山県和歌山市東坂ノ上丁)でこのほど、開学以来2度目の学園祭「医愛祭~咲~」があり、2日間で約800人が訪れにぎわった。
和歌山大学教育学部学部長の本山貢さんによる講演「~シニアエクササイズ講話と実技~」では、参加者は本山さんと一緒に、椅子に座りながら筋力向上のため膝の曲げ伸ばしなどの体操を実践した。
続いてIBW美容専門学校(同市北汀丁)とのコラボレーションによる美容コンテストを実施。ナース姿で壇上に登場した10人の同校学生がモデルとなり、IBWの学生がヘアメークを施した後、モデルが私服に着替えて再びステージに上がりスタイリングが良かったと思うモデルに投票。上位が発表されると大きな歓声が上がった。
また芝生広場では焼き鳥や人気のタピオカミルクティーなどの模擬店、AED(自動体外式除細動器)を使った救命処置体験、子どもたちが飛び跳ねて遊ぶエア遊具もあり、来場者は楽しいひとときを過ごした。
2人の子どもを連れて訪れた同市高松の図司有希子さん(39)は「遊具で遊んだり、救命処置の心臓マッサージ体験もできて、とても良かったです」と話した。
同祭実行委員長の沖﨑はるなさんは「私たちが期待していた幅広い年齢の皆さんに来てもらってうれしい。この日に向けてしっかり準備して本当に良かった」と笑顔で話した。
起震車体験や非常食のアルファ米の試食などの防災体験、歌やダンスの催しもあった。
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