青いネズミの親子 粉河高生が産土神社へ絵馬奉納
和歌山県立粉河高校の美術部員が制作した巨大絵馬が完成。25日に同校で粉河産土神社(紀の川市粉河)の中山淑文宮司に贈呈した。
巨大絵馬は縦190㌢、横190㌢で重さ約30㌔。12年前から同校の生徒が巨大絵馬に干支を描いてきた。
今回は同校の美術部6人が11月半ばに作業を開始。来年のえと「子」にちなんだネズミの親子を青色でグラデーションをつけて表現している。
2年で副部長の二木歩美さん(17)は「デザインを担当した。色を塗り重ねるなど工夫しているのでぜひ神社で見てほしい。来年は新入部員がたくさん入ってくれればと思い作りました」と笑顔。中山宮司(74)は「共同で作ってもらい、心がこもっていてとても感動した」と話した。絵馬はおはらいをした後、28日ごろから同神社の境内に飾られる。
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