同僚らは全員陰性 県が98人の検査結果を発表
和歌山県は8日、5日に新型コロナウイルスの感染が確認された県内在住の20代女性の職場の同僚など98人のウイルス検査の結果について、全員が陰性だったと発表した。
女性は湯浅保健所管内在住で和歌山市内のコールセンターで働いている。先月19日に大阪市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda」を訪れていた。
仁坂吉伸知事は8日に県庁で記者会見し、「ほっとしている。本当に良かった」と安どの表情を見せた。女性が働いているコールセンターについて、同日専門業者による消毒が行われたとし、10日から業務を再開する方向であることを述べた。ウイルス検査により陰性が確認された人の通勤方法については「公共交通機関はご遠慮していただき、誘い合わせて自家用車で来ていただけたら」と述べ、「(今後)2週間はできるだけいろんな所には行かないでほしい」と述べた。
また、複数の感染者が確認されているライブハウスとして、同ライブハウス、「大阪京橋ライブハウスArc」(大阪市都島区)の他、県は新たに「Live House Rumio」(大阪市北区、2月18日)、「americamura FANJ twice」(同市中央区、2月21日)でのコンサートに参加した人に対し、症状の有無にかかわらず、最寄りの保健所か県健康推進課に申し出るよう呼び掛けている。
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