コロナの終息願い短冊に アロチで七夕飾り
7月7日の「七夕」を前に、和歌山県和歌山市の歓楽街「アロチ」飲食店の有志でつくるアロチ活性化委員会(縣克伸会長)は、新型コロナウイルス終息への願いなどを込めた短冊を地区内に飾る取り組みを始めた。
コロナの影響で客足が遠のいている同地区を盛り上げようと企画。同市出身の書家・松村博峰さんが般若心経「観自在」と書いた短冊に、それぞれの願いをしたためる。短冊は2500枚用意。同市吉田の「四季の味ちひろ」で配布しており、誰でも参加可能。アロチの大通り沿いにある3本の柳の木に飾り付けてもらう。
この日、同会のメンバーも柳に短冊を結び付け、同委員会の西廣真治さんは「(全てを思いのままに見ることができるという)観自在の意味に、アロチを重ねました。人を喜ばそうというエネルギーが太陽のような光を発する街になるようにと取り組んでいます。アロチが和歌山の活性化のリーダーになれれば」と話した。
7月7日まで。8日に紀三井寺で祈祷(きとう)、たき上げを行う。
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