開館15周年 和市消防局防災学習センター
ことし開館15周年を迎えた和歌山市消防局防災学習センター(和歌山県和歌山市八番丁)は5日、記念セレモニーで節目を祝った。新型コロナウイルスの影響でセレモニーは延期となっていたが、この日は「世界津波の日」でもあり、参加した子どもたちや関係者は防災や減災への意識を新たにした。
同センターは2005年5月にオープン。防災について見て体験して学べる施設。
この日のセレモニーには名草保育所(同市紀三井寺)の11人が参加。吉野楠哉消防局長と市消防局キャラクターの「和びっとちゃん」とくす玉開きをし、記念撮影した。
子どもたちはセレモニーの後、映像やパネルなどで災害の歴史や地震のしくみ、災害時の心得などを学び、消火や通報などを模擬体験した。
記念イベントとして、同センターは29日まで15周年記念和びっとちゃんの缶バッジや啓発グッズなどが当たるガチャガチャを設置している(無料)。
浦恭介消防司令長は「子どもたちには、きょう学んだことをぜひ家族と話し合ってほしい。防災の意識を高めるためにも多くの市民にご来館いただきたい」と呼び掛けている。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 春の褒章に県内2人 各界での功労たたえ(04/28/2024)
- 賃上げの持続等訴え 連合和歌山メーデー(04/28/2024)
- 大学誘致で県内就職率が増 和歌山市(04/27/2024)
- 食品ロス削減へ 県社協、わかやま市民生協(04/27/2024)
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)