良い年へ願い込め 宇賀部神社にしめ縄
ことしも残すところ20日あまり。和歌山県海南市小野田の宇賀部神社(小野田典生宮司)に6日、新しいしめ縄が取り付けられた。
しめ縄作りには同神社の氏子らでつくる奉賛会の21人が参加。メンバーが編んだ縄をさらに大人6人がかりで3本を束ねて締め上げた。完成したしめ縄は太さ約20㌢、3㍍ほどの長さで、拝殿部分の鳥居や大鳥居など合計4カ所に飾られた。ことしは新型コロナウイルスで大変な一年だったこともあって来年は良い年であるようにと、願いを込めて例年よりしめ縄を太くしたという。
小野田宮司は「奉賛会の皆さんも新型コロナの収束を願う思いから張り切ってしめ縄作りに取り組んでくれた」「一年の感謝を込めて家族そろって『幸先詣(さいさきもうで)』をする参拝者が多くなっています。新年の三が日の初詣は人出が多くなってしまうことも予想されるので、年末の25日から31日の落ち着いている頃に参拝に来てもらえれば」と話していた。
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