総選挙に向け勝利を 県地評が新春旗びらき
和歌山県地方労働組合評議会(琴浦龍彦議長)の「2021年新春旗びらき」が8日、和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで開かれ、約40人が出席した。
会場には立憲民主党、国民民主党、共産党、新社会党の野党各党の関係者も来賓として姿を見せた。
琴浦議長はあいさつで新型コロナウイルスの感染拡大により経済や医療に深刻な影響が生じていることにふれ、「昨年からコロナ関連の賃金未払いや賃金切り下げ、解雇などが相次いでおり、飲食店をはじめ中小事業者の倒産や廃業が激増している。医療従事者の奮闘が続いているが、すでに限界を迎えようとしている」と危機感をあらわにした。ことし10月に衆議院議員の任期が満了となることにもふれ、「菅政権を打ち倒す時だ。総選挙で勝利するためには、野党統一候補をつくり戦う必要がある。地域からその機運をつくり上げていくことが必要だ。私も立憲野党の皆さんと一緒になって汗をかき、野党連合政権の実現のために奮闘したい」と力を込めた。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会食形式のパーティーは行わず、式典のみの開催となった。
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