「粉河検定」 14日まで受験者募集中


完成したテキスト

 紀の川市「粉河」のまちに興味を持ってもらい、魅力を次世代に残していこうと、粉河検定実行委員会(山田尚司委員長)は来年1月19日、「粉河検定試験」を実施。今月14日まで受験者を募っている。問題は、このほど作成した粉河に関する基礎知識などのテキスト『紀ノ川の恵みと門前の町粉河』を参考に出題される。

 実行委事務局によると、検定は平成22年11月に続いて2回目。前回は約100人が受験した。

 出題内容は粉河や近隣地区に関する自然、観光、歴史、文化財など多分野。四者択一方式の計100問(100点満点)が出題される。試験時間は90分。

 試験結果で90点以上に1級、89~70点に2級、69~50点に3級、49点以下に4級の認定が与えられ、級別の認定証(カード型)が後日送付される。

 テキストは県の「平成24年度地域・ひと・まちづくり補助事業補助金」を活用して作成。前回はテキストがなく、受験者から「勉強する際の材料が欲しい」などの要望があったという。テキストは178㌻で、人口、面積、歴史、年表などが詳細に記されている。

 受験対象者は中学生以上で、受験料は中・高校生500円、一般1000円。受験者にテキストが渡される。

 試験は午前10時から、同市粉河の市商工会館と粉河納税協会の2会場で。今月18日午後6時からは同会館で受験者を対象とした講習会が開かれる。

 申し込みは同商工会粉河支所窓口へ、受験料を添えて申込書を提出するか、郵送(〒649―6531、紀の川市粉河878)する。

 同事務局は「紀の川市のことを知ってもらい、後世に魅力を伝えていくためにも興味を持ってもらえれば」と話している。問い合わせは同事務局(℡0736・73・5079)。

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