26日「わかやマルシェ」初開催 出店者を募集中


「初めての人大歓迎」と参加を呼び掛けるメンバーら

 フランスの市場をイメージした雰囲気の中で、県内で生産したこだわりの農産物や加工品を生産者が対面で販売する初のイベント「わかやマルシェ」(実行委主催)が26日午前10時から、和歌山市梅原のノーリツ鋼機㈱内の芝生広場で開かれる。実行委は15日まで出店者を募集しており、藤戸佐千世代表(34)は「和歌山のいい物を広めたい。ぜひ、自分の作った物にこだわりと自信を持っている人に出店してもらえれば」と参加を呼び掛けている。

 約2年前、藤戸代表は東京・青山で開かれたマルシェに出掛け、熱気に包まれた会場の雰囲気に魅了された。その後、丹波や高知のマルシェにも足を運び、独自の演出に刺激を受け、「和歌山でもマルシェを開こう」と企画。それに賛同した知人・友人らで実行委を結成した。

 マルシェは「おしゃれで楽しい」をコンセプトに、会場で使用するテントや商品を陳列するための木箱の他、机、いすなどを統一。それぞれの地元や商品に対する思い、こだわりを伝えるなど、生産者が消費者と直接つながることで、地元の食材の魅力を再発見してもらうのが狙い。ノーリツ鋼機など県内企業が協力している。

 出店条件は、県内で食物を生産・加工している個人または団体。出店は30ブースで、1ブース1・8×1・8㍍。出店料は1ブース一日4200円(1団体4ブースまで)。調理食品の販売は1ブース5250円。いずれもテント1張り(机1脚)、いす1脚、木箱代を含む。申し込み、詳しい内容はホームページ(http://wakayamarche.com/)。

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