智弁が昨夏決勝の雪辱 高校野球12日目

第97回全国高校野球選手権和歌山大会は大会12日目の21日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で準々決勝2試合があり、第2試合で智弁が市立和歌山を4―3で下し、昨夏の決勝で敗れた宿敵に、リベンジを果たした。

第2試合

市立和歌山 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3
智弁和歌山 0 0 0 0 2 0 2 0 × 4

〔市〕稲垣拓、栗栖―田中〔智〕齋藤―西山▽3塁打=野口、齋藤(智)▽2塁打=西山、河﨑、阿部(市)高垣、春野、西山、山本(智)

智弁は5回、1死1塁から野口が右翼線に3塁打を放ち先制。さらにスクイズで加点した。1点リードで迎えた7回には、野口、山本の適時打で2点を加えた。投げては先発の齋藤が114球の完投。粘る市立和歌山の反撃を抑えた。

高嶋監督は「こういうゲームになると思っていた。選手たちはよくやってくれた」とたたえた。

市立和歌山は3点差で迎えた最終回に、阿部の適時打などで2点を返したが、反撃は届かず、夏の連覇はならなかった。

7回、1死3塁から左前に適時打を放つ野口(智弁)

7回、1死3塁から左前に適時打を放つ野口(智弁)

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