25年かけリュウゼツラン咲く 井上さん宅
成長速度が非常に遅く、数十年に一度しか花を咲かせないという「アオノリュウゼツラン」が、和歌山市明王寺の井上良彦さん(77)宅の庭で開花した。
花が咲いた株は、元々自宅横の日陰にあったリュウゼツランの根元の若芽を平成4年に庭に移したもの。25年をかけての開花となった。
5月ごろ、井上さんは茎の中心から花茎が伸びていることに気付き、およそ2カ月で花茎は10㍍近い高さまで成長。花茎は枝分かれし、その先からいくつもの花を咲かせている。
井上さんの庭の前を通る人の中には、もの珍しさから立ち止まり眺めたり、写真を撮ったりする人も多いといい、「初めて見ました」と声を掛けてくれる人もいるという。
友人、知人ら多くの人に見に来てもらい、共に花を楽しんでいる井上さんは「わが家のリュウゼツランが花を咲かせるのは初めてだったので、まさかあんなところから伸びてくるとは思いませんでした」と開花時の驚きを振り返った。
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