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ＳＮＳで簡単ギフト　プレミア和歌山推奨品

和歌山県は、メールやＬＩＮＥなどのＳＮＳで簡単にプレゼントを贈れるサービス「みやげっと」を活用し、ウェブカタログギフトとして優良県産品「プレミア和歌山推奨品」を贈れるサービスを３０日に開始する。都道府県で同サービスを活用するのは和歌山が初めて。プレミア和歌山の新たな購入機会を創出し、販売促進を図る。

「みやげっと」は出張者や観光客が「荷物になるから土産品を買えない」「相手の住所が分からない」場合などの購入機会のロスをなくす手段として活用されている。

新サービス「みやげっとｄｅプレミア和歌山」は、ＩＴサービス業の㈱ギフトパッド（兵庫県西宮市、園田幸央代表取締役）と連携して開始する。

利用方法は、ホテルなどに設置された専用ポップのＱＲコードをスマートフォンから読み取り、プレミア和歌山ページへアクセス。３２４０～６４８０円（送料、税込み）の４種類のカタログギフトコースから選んで支払い処理を行い、贈りたい相手に購入コースの情報（ＵＲＬ）を送信する。受け取り側はコースの情報から好きな商品を選択し、受け取り住所などを入力、注文すれば、数日後に注文した商品が届くという仕組みになっている。

県食品流通課によると、商品は梅干しやみかんジュース、加太のマダイなど２８事業所の６６商品を登録し、ポップは和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国に設置。今後、登録商品やポップ設置場所を拡大していく予定で、駅やタクシーへの設置も検討しているという。

同課は「県産品の新たな販売手法の一つとして、いろんなシーンで使ってもらえれば」と話している。